南房・明神岬の地磯②
ガン玉を打って仕掛けを投入して待つこと数十秒。
25mほど先のウキが少し沈んだ…次の瞬間勢いよく視界から消えました。
グレらしい気持ちの良いアタリです。この磯は手前にハエ根が伸びているので、できるだけ沖で弱らせるのがハリス切れを防ぐコツです。
数回の突っ込みをいなし、タモ入れしたのはぎりぎりキャッチサイズの25cm口太グレでした。
その後同サイズをもう一枚追加したところで、仕掛けを夜釣り仕様に変更します。
前述したとおりハエ根に囲まれた磯なので、うまくラインメンディングしないと沈んだ道糸が手前の根に引っかかります。夜釣りのメンディングはほとんど勘に頼ることになるため、房総での夜釣りでは、僕は基本ナイロンのフロートラインを使用しています。(昼間でも沈めることは滅多にないのでフロートが多いんですが。。。)
ゴーセンのフロートライン2.5号にハリスは2号。本命は溝に潜むクロダイなので半遊動のウキ下2.5ヒロ、ウキは安い電気円錐の3Bとしました。
安い電気ウキは浮力設定が雑な商品が多いのですが(3Bのウキに5Bのガン玉つけても沈まないとかザラですw)、根掛り&道糸の高切れでウキを失うリスクを考えると、なかなか高額なウキを使う気になれません。
ルミカのチャップオンは自重が軽めで遠投にやや難がありますが、安いわりに浮力設定がほぼほぼ正確で、明るさも十分(すぎるくらいです。特に緑は近くで見ると光線が目に刺さるので、赤にしてます)なので気に入っています。浮力設定に幅がないのと、電池の入れ方、スイッチの入れ方にちょっとコツが必要ですが。
陽が落ちてナブラも落ち着き、潮もいよいよ本命潮の左から右への流れと変わってきました。ところがエサ取りのネンブツダイが湧いてきて、なかなか本命が狙えません。オキアミでは3秒もたない始末です。
そんなときは、、、鈎をチヌ針の2号に替え、虫エサに付け替えます。来る途中の釣り具店で青イソメを300円分購入してきました。これをまるまる一本かけます。
まずは目前にマキエを打ちこみ、仕掛けはぐっと左手にキャスト。ウキにコマセを後打ちしながら潮流に乗せ、右手の岩礁に着くころには仕掛けが入っている作戦です。
数度の無反応、根掛かり、エサなしを経て、30分ほどたったでしょうか。
右手の岩礁からの跳ね返りの潮と本流がぶつかるあたりでウキが微かにシモリます。
んっ、、また根掛かりか、、、しかし浮いたり沈んだりを小刻みに繰り返し、、、その後水面下をホバリングするようにゆーーっくりウキが潜ります。
これは、、、そうですね。本命ではありませんが、

46cmの口太でした。
口太は良型になるほどアタリが小さく、あわせても最初は根掛かりかと思うほど鈍重なくせに、近くに寄せると突然引き出しますよね。尾長ほどの引きはありませんが、こちらはクロダイ狙いでチヌ竿を使っているのでちょうどよしです。
その後同サイズを同じポイントでもう一枚かけたところで、納竿としました。
帰りは暗い山道を一人、ヘッドライトを頼りに息をはずませながら登っていきます。
正直釣りでもないかぎり1人で来たいようなところではないんですが、不思議と釣りだと平気なんですよね。幽霊?それどころじゃねぇ、ぜーぜー、といったかんじです。
冬場の口太は臭みもなく、刺身・煮つけ・皮の湯引き等々なんでも美味しく頂けるんですが、なんだろう、、僕にはどうしても、、、フナにしか見えないんです。。。
今回はやや古い情報でしたが、次回はタイムリーな釣行記を載せる予定です。
自然の恵みに感謝!

