鹿島・中央公共ふ頭～夕涼みアジ釣り釣行～ - 釣りバカクロダイ日報＠千葉

あっ・・つっ。。。いですね。

もう、陽射しが痛い。まぁ、夏の暑さを感じられるのも生きてる間だけですから、思いっきり味わおうとは思うんですが、ほんと釣りにはきっついなー、でも海に行きたいなー、と！いうことで、茨城は鹿島にあります中央公共ふ頭へ行ってまいりました。

夕涼みと様子見をかねて、この時期、港内に入ってくるアジでも狙おうかと。

それもフカセタックルでのんびり、ぼちぼち。

f:id:chinux:20210805171259j:plain — テトラ側から見た釣り座。奥が波止場になってます。対岸右手には鹿島釣魚園が見えます

ここは足場も良く、秋口以降は良型のクロダイも狙える好ポイントです。釣り人の不法侵入でお茶の間をにぎわす、あの有名な鹿島南堤防の付け根にあたります。ただ、近年は延長工事を続ける南提の影響からか潮通しが悪くなってきており、水質・釣果ともに下がり傾向なんだとか。また、騒音やごみなどマナーの悪い釣り人も散見されます。

ここも他の港と同じように、基本釣りはＮＧです。ただ港湾作業の邪魔にならないかぎり厳しく規制されるようなことはないようです。クロダイを狙うならテトラから２０ｍ先くらいがポイントなんですが、小型で乗りやすいテトラなので、慣れてない方の練習にはちょうどいいかもいいかもしれません（どんな釣り場でもライフジャケットは必ずつけましょうね。釣り人の水難事故による釣り禁止エリアをこれ以上増やさないでください）。とはいえ工業地帯に囲まれた釣り場なので、ロケーションや雰囲気重視の方には不向きかと思われます。工場萌えファンにはたまらないんでしょうが。

f:id:chinux:20210805182933j:plain — 振り返れば、鹿島工業地帯。今は２４時間体制で操業中です

釣行日は８月４日、中潮で夕方４時半が満潮の潮回りです。１７時ごろ現場に到着し、ゆっくりマキエを用意します。基本はいつもどおりオキアミと集魚剤を入れますが、アジ狙い専門でいくなら、精米所で無料で手に入る米ぬかにパン粉、アミエビで十分かつコスパもいいかと。遠投は不要ですので水気多めで大丈夫です。

柔らかめのチヌ竿に小さめのスピニングリールをセット。道糸は1.5号のナイロンにハリスは1号フロロを２ヒロ、少し南風があったので３Ｂのウキからスタートしました。

１８時ごろから釣りを開始しましたが、もうフグフグフグ…一面フグの海です。エサは瞬殺、ハリも瞬殺、ハリスはガジガジ、、、遠投しても底に落としても同じ結果です。しばらく格闘してましたが手の打ちようがなく、コーヒー片手に一服タイム。おにぎりもぐもぐ。いやぁ、海を見ながら最高だなぁ。。。なぁ。。。。ふぅ。。。

f:id:chinux:20210805174124j:plain — ふぐふぐふぐの海。ふぐ最強伝説。オキアミ練り餌さなぎコーンぜーんぶ大好物！

２時間あまり経過して、完全に陽が落ち、風が南から北向きに変わります。とたんに涼しくなって生気回復！ハリスを付け替えて再スタートです。潮が動き出したのか、海が少しざわつきてきました。遠くでサビキ釣りをしていた方の竿から、チリチリと鈴の音が聞こえてきます。時合の到来のようですね～。

グレ鈎の５号に小さなオキアミをつけて目の前に投げ、すかさずコマセを１～２杯打ちます。ガン玉背負わして遠投しても無駄だということがわかったので、ウキは電気円錐の0号です。ちなみに今回はキザクラのナイトフカセシリーズを使いました。個人的には使い勝手、作り、浮力設定、ラインナップ、光量、どれをとっても一押しのウキです。管付きがないのが玉に瑕ですが、電池接触不良や水漏れ、基板外れなどが頻発する（ほんとふざけんなよ怒）某有名釣り具研究メーカーの同等製品よりもずっと使いやすくオススメです。

キザクラさんのウキは重心設定が巧みなのか、投げて着水直前で軽くサミングすると、こちらの意図通りにﾎﾟﾁｬ…っと軽く投入できるんですよね。ほんと大好き。浮力に余裕を持たせたいときには日中でも使うことがあります。失くしたくないので根掛かりしそうな時は使わないですけどｗ