釣りバカ クロダイ日報@千葉

おいでませ、全国フカセ釣師の皆様!初心者歓迎!

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フカセ釣り師のお財布に強い味方!コイン精米機!

みなさんこんにちは。

雨が続くなぁと思っていたら、西日本を中心に大変なことになっていますね。

水害で被害を受けられました皆さまには心からお見舞い申し上げます。

一刻も早く復旧しますように・・・

 

先日、魚を釣りたければコマセを大量に撒きましょうという!お話をしました。

でもねーーー、、毎回釣りに行くたんびに、高い集魚剤買うのはなーーー、、、

と、お困りの方へ。撒き餌をお安くあげる方法をお伝えします。

もちろん、知ってる方はさらっとスルーで。

ちゃんとしたの買わないと釣れないでしょーと暗示にかかってる方もスルーで。

はじめたばかりで曇りなき眼をお持ちの方だけ寄っていってくださいw

 

そもそも、撒き餌を釣具屋で買わないといけないなんて、だれが決めたわけでもありませんよね。当たり前ですけど、魚が興味さえ持てば、何を撒いてもいいんです。

 

ちなみに僕が考える最強の撒き餌は、、、

 

お食事中の方申し訳ございません、、、はい、う〇こです。詳しいいきさつは申し上げませんが。最強です。

でもバッカンにそんなのつめて海に撒くなんて想像だにしたくない。

ただ、もし大災害や文明が崩壊するようなことが起きて、他になにもなければ、僕は絶対にそれを使います。肥料にもなるし。なんの話だか分からなくなってきました…

 

難しいことは抜きにして、ちょっと海の様子見や、ぼーっとする時間優先の、いわゆる本気じゃない釣行のとき、僕はまず近所のコイン精米機に行きます。

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ででん!フカセ釣師の強い味方!

ご存知の方にとっては当たり前ですが、数百円でお米を精米できる便利なマシーンです。田畑のある地域になら、だいたいは置いてあるんじゃないでしょうか。さすがに東京の23区内では見たことないですが…電車に30分も乗ればだいたいあります。まぁそのために郊外に行くってのもアレですが…往復の電車賃でマキエ一袋買えちゃうw

 

で、この精米機で何をするのかっていうと、米ぬかをゲットするんです。精米機の後ろに回ると、だいたい米ぬかを溜めるための小屋があります。施錠されているとこもありますが、ほとんどは無料で頂けるはずです。そこでバッカン半分くらい頂戴します。15Lくらいの蓋つきバケツに頂いて、数回に分けて使ってもいいですが、夏場などは虫がわくのでお気をつけて。

 

お持ちのバッカンに半分くらい米ぬかを頂いたら、潰したオキアミを1.5キロくらい入れて、海水を適宜入れて、混ぜて、はいオッケーです。

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米ぬかとオキアミが基本のレシピです

オキアミはアミエビに変えても構いません。ちなみにアミエビにするとクロダイの団子釣り(紀州釣り)の基本レシピですが、フカセ釣りでも効果ありです。

 

嘘のような話かもしれませんが、これを撒くだけで十分釣れます。そもそも、釣り具屋さんでは「集魚剤」なんて、たいそうな名前で売られていますが、どんなに高級な集魚剤を使っても、ポイントに魚がいなかったり、食い気が立たなければ釣れません。

釣りで一番大切なのは、ポイントですよね。でも始めたばかりの頃はどこでどう釣ればいいか、なかなか分からない。ガイド本を見て釣り場を回っても、TPOに合わせた具体的なポイントや釣り方はそう簡単に見つけられない。

だから最初は自分の足で探っていくしかないんです。僕は1年くらい、行ける釣り場、行きたい釣り場で春夏秋冬ポイント探りから始めました。それはそれはボウズの連続でしたよ。多分釣れなかったときの言い訳を言わせたら日本一です。

そんな試験的な釣行の際に、手作り撒き餌ならそれほど懐の負担になることなく手軽に楽しめます。

始めたばかりでなかなか釣れないと悩んでいるそこのあなた、まずは実績のある場所に狙いを定めて、いろんな季節、いろんな時間帯、いろんな釣り方で攻めてみてください。同じ場所でも四季折々本当に表情が違いますし、行くたびに新しい発見があります。

 

先ほどの基本レシピですが、あくまで基本中の基本です。正直に言うと、僕が自家製撒き餌を作るときに、米ぬかとオキアミしか入れないということはありません。

その理由は、まず使いにくさにあります。精米機でもらえる米ぬかは、煎り糠ではなく生ぬかなので、油分と水分をたくさん含んでいます。それだけだとベチャベチャになって撒き餌杓にくっついてしまいます。そのため遠投できず、また軽いので底まで届きません。粘るくせにまとまらないという、ちょっと使いにくい撒き餌になってしまうんですね。

なので、米ぬか以外にも以下の物を配合しています。基本はクロダイ狙いなので底まで効くことを意識していますが、グレならそこまで意識しなくていいかも…ただ杓離れをよくするためにパン粉は足したほうがいいかもです。何をどれくらい入れるかはだいたいです。混ぜながら適宜調整してみてください。お安く大量に作れます。

ただ注意点は、海を汚すものを入れないことですね。ちなみに米ぬかは自然で分解され汚染の原因にはならないそうです。

自家製撒き餌に入れるもの(ちなみに優先順位で並んでいます)

オキアミ(釣行時間に応じて1.5~3kg。半分は潰して半分はそのまま 集魚効果)

※アミエビ(集魚効果を強めたいときに足しますが、エサ取りも元気になります><)

米ぬか(2~3kg かさ増し+濁り効果)

※パン粉(適宜 グレには効果的 杓離れと集魚アップ)

市販の撒き餌半袋(集魚効果の高いもの 1.5kgくらい 集魚効果)

海砂ジップロックのLサイズ半分くらい~1袋 杓離れと比重アップ)

押し麦(250gくらい 大粒がおすすめ。業務用を買ってます 視覚集魚効果)

コーン(大1缶 少し付け餌用に取り分けておきます 視覚集魚効果)

海水(適宜 入れすぎにご注意を)

さなぎ粉(250gくらい 大袋がお得です 杓離れと嗅覚集魚効果)

牡蠣殻(250gくらい ホームセンターに売ってます 比重アップと視覚集魚効果)

 

ちなみに以下のものを入れるとさらにパワーアップします。

魚粉(ホームセンターの肥料コーナーに売ってます 嗅覚集魚効果)

スキムミルク(賞味期限切れものを貰いました 激濁り!)

チヌにこれだ(効果のほどはわかりませんが、、、安心剤?笑)

自作集魚剤の素(エサ取り含めていろんな魚が寄ります。が、くっさ!)

 

 

 

なんだか大量に入れるように見えますが、絶対入れたほうがいいのはコーンくらいまででしょうか。釣具屋さんに行くと高いものでも、農業資材屋さんやホームセンターに行くと大量に安く買うことができるものもあります。また、魚粉があれば市販の撒き餌を入れる必要はありませんし、逆もしかりで。

 

撒き餌は本当に奥の深い世界です。釣具屋さんの撒き餌コーナーに並んでるあの商品の数をみれば分かりますね…最近はオキアミを入れなくてもいい集魚剤が出てきたりと、どんどん進化しているようです。自家製撒き餌も、ハマりだすと普段の生活のなかで「あ、これ入れてみよっかな」と思いつき、結果が出たりするとまた面白い。

 

皆さんもいろいろと試してみてください。「これ入れたら?」とか「これ入れたらすごかった!」みたいな体験談があったらぜひぜひ教えてくださいませ!

ちなみに、懐に余裕があるときは、、、市販のものがけっこう便利です。バランスいいし、楽だしね。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!