釣りバカ クロダイ日報@千葉

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鹿島よ、さようなら釣行でまさかのゲスト登場!

そろそろアジでもどうかな・・・

お久しぶりでございます。気付けば猛暑も過ぎ去り、過ごしやすくなってきました。

朝夕の釣りが気持ちの良い季節です。

夏の間はほとんど釣りをしなかったので、よっしゃそろそろアジ様のご尊顔でも拝もうかな、なんて軽い気持ちで行ってまいりました、鹿島港(の、いつものとこ)。

 

釣行日は10月5日、満月から折り返しの小潮初日。午前午後とも0時あたりが干潮の潮回りです。ほんとはもう少し早めが良かったし、時間もできれば満潮折り返しを狙いたいところですが、仕事の都合で仕方なく。

まぁもしかしたら干潮からの上げでいい思いできるかも、、、とすけべ心もあったりしつつ。

 

これまで金属・ゴム片を投げるのは性に合わないとか言ってましたが、少し前の釣行で思わぬ経験をしまして…(また別記事で書きますね)。この日は軽めのアジングタックルと、いつもの1600円中古磯竿1号のみで行ってきました。

もう撒き餌は面倒だなぁ…

いや最近はもうね、撒き餌作るのも面倒になってきまして。

重いし高いし面倒だし本気の磯釣りでもないし、海で竿振れればいいや、くらいの感じで夜の10時すぎに自宅を出発。念のため近所の釣具屋さんでアオイソメを1パック買いました。ルアーも面白いけど生き餌には敵わないんですよね(って村田さんも言ってた)。

竿を振れれば…なんて言いつつ、やっぱりボウズは嫌なのが釣り人の性。ちょうど干潮潮止まりの深夜0時ごろから実釣開始です。

 

まずは海況を見なきゃってことで、磯竿にイソメをつけてフカセタックルで狙います。

前述の竿に2500番のレバーリール、PE1号に2号(8lb)のフロロリーダー3ヒロ、2Bの電気ウキ、1.5号のハリス2ヒロぐらい。ウキ下は3ヒロ弱でグレ鉤の6号です。別にこの日のために組んだわけじゃなくて、前に使ったままのを持ってきただけ。さすがにハリスは変えてますが、アマゾンで売ってた100mで800円くらいの廉価品です。

 

決してこんなのじゃないですからね…

 

人生にはたくさんの坂があります…

さて釣り始めて1時間ほどは、たまにウキが沈んでエサが取られたり、根掛かりしたり、 ヒトデを釣ったりしながら、タナを調整しつつも音沙汰なし。

まぁね、こんなもんですよ。ここはアジはもちろんのこと、クロダイやグレ、ヒラメ、メバル、スズキなどの実績があるとはいえ、実は私は今まであまりいい思いをしたことがないんです。過去記事でも書いてる通り、小ぶりのアジとかですね。過去に尺メバルを爆釣したことはありますが、本命ではなし。ってまぁ、今日も何が本命かは分からない釣りではあるんですがw

 

詳しくは後述しますが、実はもう茨城で釣りをするのはやめようと思っています。なのでこの日は最後にお別れを言うつもりの釣行でした。工業地帯だし、マナーの悪い釣り人は多いしでそもそもあまり好きではないんですけど。。。近いだけ。

 

普段なら、いつ来ても先釣者がいるこのテトラですが、この日は誰もおらず。ゆっくりタバコでも吸いながらウキを眺めていると、珍しく北西の風が吹いてきました。もとよりこの日は日中の風が強かったようで、湾の奥深くにあたるこの場所でも海面がざわついています。

「おーなんか濁ってるねー」なんて思いつつ、竿一本先くらいに仕掛けを投入。風の影響で上滑りしたウキが左から右へ、、、そろそろ回収しようかなーと思った矢先。。。

緑色の小さな光がにゅう〜んと海面下へ。。。。

「おっ・・・?」

 

ぎゅーん!!!

 

思わずのけぞりつつ合わせを入れると強い引きです。

結婚式でよく聞く「人生にはいくつかの坂が訪れますが…」のそのまさか

 

ここでこんな引きを経験するとは思っておらず、ドラグを緩めにして慎重にやりとりしますが、細仕掛けだし、ここテトラ際だし汗!!!そしてちゃんとテトラ下に入り込もうとするし!!!

 

内心ヒヤヒヤしながらなんとか寄せたのは・・・

60センチくらいのフッコです。

「おーやっぱりおまえさんか!」

 

いるとは思ってたけどここで釣るのは初めて。それにしてもタモ用意しといて良かったです。小物狙いでもスケベ心は大事。

 

シーバスはリリースの定番魚みたいになってますが、住んでる場所や魚体の状況次第では美味しい魚。っていうかそもそも高級魚。ヒラスズキじゃないのが残念ですけど(こんなとこにいるか怒)、綺麗な尾ビレで魚体も匂わないので居付きではないと判断。もとより「食べるために釣る」が私のモットーですので、しばらく海水につけて休ませた後、ありがたくエラ締めしました。

 

それにしてもよく引きました。磯竿だからなおさらですね。あ、そういえばクロダイスズキ目なのでまぁ本命ということでいいか!

 

マサカが過ぎて、またマサカ

不意の引きにガクブルしてた膝も治まり、気を取り直してもう一投。

 

フッコって群れてることが多いですよね。一番美味しいサイズだし、できたらもう一匹くらい…と思って再度イソメで勝負です。

 

そう思って同じコースで流すと、、、

「ピクっ…」

はいはい、狙い通り同じ場所でウキに反応があります。あとはウキが沈むのを待つだけ…

 

ぎゅーん!!!

 

よっしゃ!と合わせると期待に違わぬこれまた強い引き・・・・・・

 

ん……?ん〜???

 

いやマテマテマテ・・・

 

明らかに先ほどよりも強い!!!

 

おまけに底に張り付いたり、沖に走ったかと思ったら急に戻ってきてテトラ下に入り込んだり。サメか??エイか??

 

5分ほど、ずっとドラグが鳴りっぱなしです。

これはやばいのが掛かったぞ。。。と冷や汗かきつつ、なんとか顔を拝みたいと必死に寄せました。足元まで来てもまだ魚体が見えず、最後のツッコミがまた強烈ー!

 

腰を曲げて耐えたところでやっと浮いてきたのは、、、一瞬クロダイ?と思ったんですが…

 

はぅあ!!!

 

なんとイシダイです。

それほど大きくはないですが、肉厚で美しい縦縞。ちなみにこちらもスズキ目

ていうかなんでこんなとこに居る??そしてなんで1.5号のハリスで釣れた???

 

なんとなく石鯛って、磯場でワイヤーハリスを使って釣るイメージを持ってました。

 

たまに房総のテトラでも釣れるみたいですが、いざ自分が釣ると嬉しさよりも驚きが先にきますね。

 

大きさは30センチほどですが、さすがは磯の王者。生まれて初めて釣りましたけれども、そしてまさかこんなとこで釣れるとも思ってなかったですけれども、強烈な引きに痺れちゃいました。こりゃ60オーバーとか一体どんな引きになるのか想像もできません。どうりであんなヘビータックルになるわけだ。

 

とはいえイシダイの持つシガテラ毒を考えると、このくらいのサイズがいいのかもしれません。そもそもこれ以上の大きさだったらアウトだったな…ハリスはガビガビでした💦

 

なんだか怖くなりました…

無事に2尾釣りあげて、さぁどうしようかと悩んだのですが、、、

 

帰ることにしました笑。

 

普通に考えれば、時合ですし海況も良いしでまだまだ釣れそうですが、お別れを言いに来た海から頂くのはこれくらいでいいかな、と。

 

それに今までほとんどいい思いのできなかった海で、これだけ釣れるとなんだか怖くなってきますね。なんか海が変?とかなんとか。

 

大量に残ったイソメちゃんは海にリリースして、帰途に。滞在時間は2時間で、今までで最短の釣行となりました。

 

 

フッコは食べて大正解。イシダイも美味❗️

帰宅後に恐る恐るフッコを捌きましたが、異臭もなく非常に綺麗な内臓でした。身に臭みもなく、アタリでしたね。イシダイは言わずもがな、最高の身質です。

 

 

フッコ、イシダイともお造りにしたり、洗いにしたり・・・

 

フッコは定番のムニエルにしたりして美味しくいただきました。

ちょっぴり心配してたシガテラも問題なく・・・

ごちそうさまです。

 

安全ですか。そうですか。

今回は短時間ながらも濃密な釣りを楽しめましたが、鹿島のみならず茨城での釣りはこれで最後にしようと思います。

 

理由はもちろん福島の処理水です。べつに私は中国の肩を持ってるわけでもなければ左翼というわけでもありません。(まぁ中国のおかげで、国民の関心を問題の本質からうまく逸らすことができましたね。あれ日本政府が頼んだんじゃないかと思ってます)

 

安全だ!という人もおります。あぁそうですか。

危険だ!という人もおります。あぁそうですか。

私にとっての正解は、「分からない」です。

 

福島で放出された水は潮流にのって茨城まで下りてきて、銚子沖で黒潮とぶつかってアメリカ西海岸へ向かいます。実際にはもっと複雑な動きをしますが、どちらにしても同じ海域と考えて問題ありません。

 

地下水のことを考えれば、放出前から影響がないとは言えないはずですが、これから30年にわたって処理水が放出されることを考えますと、個人的にはもう「この海は死んだ」と考えています。もとより未だにデブリがどうなってるかすら分かっていないわけで、あの地域はとっくに死んでますね。我々、バカな現代人が殺したんです。

 

どこの国でも同じことをしている!って、他の国が捨ててるなら同じことしてもいいんですかね。そもそも、日本には50基以上の原発があるわけで、だったら国内の他の原発でも同じことしてたはず。それなのに、なぜ今回に限って海水浴シーズンを避けたり、わざわざ海底トンネル作って1km先で放出するんでしょうか。地元の要請で?他の原発と同じ問題のない処理水なら、そんなことに税金使うんじゃねぇ!って話です。

 

第一、福島の核廃棄物は事故が起きなければ青森の再処理施設に運ばれ、そこでプルトニウムを取り出して(14兆円かけて、まだ一度も取り出せたことはないけど)、その際の処理水は海に放出される予定でした。結局、事故前から放出ありきで進んでた話です。

 

薄めるから問題ない?生物に蓄積しない?あぁそうですか。悪影響があったとしても原因を突き止めようはないでしょう。ワクチンや農薬と同じです。

 

他に解決法がない?あぁそうですか。10年たって冷却水ひとつまともに処理できないなら廃炉なんて永遠に不可能でしょうね。なんなら原子炉ごと海に捨てればいいんじゃないでしょうか。薄まって問題なくなりますかね。

 

風評被害?実害を正確に判断できないのに風評ばかり恐れる意味がよく分かりません。言っておきますが検出限界以下、というのはあくまで現代の科学技術で測定不能というだけで、危険因子がゼロ、というわけではありません。長期間にわたって摂取した場合の影響は誰にもわかりません。ましてや人間というのは個人差が大きい生き物です。

 

醤油だって1L一気飲みすれば死ぬ!ってあんた自然界にもともとある塩化ナトリウムと、人工的に大量に作られた放射性物質を一緒にしちゃいけません。もちろんトリチウムだけの話じゃありませんよ。ちなみにミネラルの含まれていない工業塩は健康リスクが大きいです。

 

だいたいね。。。こういうのに反対するとやれ「陰謀論」だの「非科学的」だのと言われますが、、、

原発って科学的に安全とされてましたよね?

それがどうなりました?まぁ福一の場合はアメリカのお古を無理やり買わされたので仕方ないとはいえ、せっかく安全な原子炉を作ったのに、予備電源を浸水の可能性のある場所に置くという現代科学をはたしてどこまで信用していいものか。。。

 

発電に関していえば、たとえば日本と同じ火山国であるニュージーランド原発はなく、地熱発電をうまく使ってバランスよく発電しています。日本も同じ火山国なのになんで原発だらけなのか?いい加減に気付いたらどうなんでしょうね。利権という金と搾取、これに尽きるんですよ。この国は。

 

農薬でも除草剤でも食品添加物でもすべて同じです。単位面積あたりの農薬使用量とリンクするように単位人口あたりの自閉症の子供たちが増えていますが、どちらも韓国と並んで世界でも上位。発達障碍者数については日本は堂々の1位です。そして2人に1人が癌になり、3人に1人が癌で死ぬ。あとは抗がん剤で多臓器不全かな。

 

まぁこの国の住民は長期的影響の分からないものでも、大手メディア(信用に値しない)、国際機関(もっと信用に値しない)、政府(歴史的にみて最も信用できない)が安全といえば8割の方がぶちゅっとしちゃうんですから仕方ないのかもしれませんね。接種率も世界的にみてトップです。あ、ちなみに厚労省の職員の接種率は10%程度、全国の知事のうち接種したのは3人だけだそうで。もう笑えませんなぁ。さすがジャパン アズ ナンバーワン。発達障碍者数世界一。いまだに釣り場のマナーが悪い人がいるのも、当然のことなんでしょう。

 

この状況において私は予防原則に基づきます。悲しいですね。でも仕方がない。

 

さようなら。ありがとう。ごめんなさい。

 

いつも自然には感謝していますが、年を追うごとに申し訳なさが募ります。

 

ただでさえ、ヒトは殺して生きるしかない悲しい生き物なのに、さらに地球を痛めつけて「安全」だの「風評被害」だのと自分のことしか考えられない。田畑に化学薬品と化学肥料をぶちまけて、秋になれば「収穫できました、ありがとう」なんて神様に感謝する。海から大量の魚を盗って、養殖場では抗生剤入りのエサを大量にまいて「収穫できました、ありがとう」とこれまた神様に感謝する。古来日本人にとって神とは自然そのものではなかったのか。そのくせ食料自給率は4割以下で、毎年600万トンの食べ物を捨てる。

 

なんなんでしょうか、この奇妙な生き物は。添加物と薬品まみれで臭そう。日本人なんて、テレビで「鈎に食いついて下さい」って言えば、どぶ川のクロダイよりも簡単に釣れそうですが、仮に釣れても即リリースですね。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。