釣りバカ クロダイ日報@千葉

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もう二度と乗らない…大知渡船の話

今回はちょっと昔話。といっても去年ですけどね。

 

題名を読んであっ!と思われた方は間違いなくクロダイ釣師ですよね。

 

そうです、大知渡船とはクロダイ釣師で知らない人は(たぶん)いない、かの著名な名手、大知昭さんのご親戚が経営なさっている渡船屋さんです。

 

広島西部の玖波港を拠点に、瀬戸内各所の磯やイカダに渡してくれます。料金もこの辺りの他の渡船屋さんに比べると良心的で、なにせ大知昭さんのご親戚ですから、かなりの高確率で釣れる場所につれていってくれます。

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豊かな瀬戸内の海。関東の沿岸とはポテンシャルが違います。

 

僕もクロダイ釣師の端くれ、一度は瀬戸内で釣りしてみたいなぁと淡い願望を持っていたのですが、昨年の7月、なんと思わぬ機会に恵まれ、家族の協力で釣行できることになったのです!みんなありがとう!

 

当日は平日であいにくの雨予報でしたが、私は一生に一度あるかないかの機会を楽しみに、前日から釣り具やら雨具やらを用意していました。広島の釣具店はさすが本場、というかんじで、関東のそれとは品ぞろえや規模が全然違います。

こちらでは見たことないような豊富なエサの種類、釣り具、もろもろ。おまけにそれが安いんです。いかに普段、関東アングラーがぼったくられてるかがよく分かります。オキアミブロックだって、マキエ用から付け餌用まで7~8種類はあります。

 

ふだんは家でコマセを用意してから行くのですが、旅先ということもありそれもかなわず、コマセは船店で当日の朝用意することにしました。電話でオキアミの解凍をお願いして早めに就寝。翌日は4時に家を出て玖波港へ向かいました。

 

同行者が大阪からお1人いらしてましたが、それはもうすごい装備です。聞けばまだお若いのにダイワの銀狼カップに出場経験者とのこと。渡船利用での釣り経験がほとんどない私に、いろいろと教えてくださりました。

セメント用のトロ船でマキエを作りながら、あぁこれYoutubeでみたやつだぁ、と一人感動しつつオキアミと集魚剤3袋、激荒を混ぜてバッカンにパンパンに詰めます。これで8時間分。(トロ船ってこれ↓です。あ、画像参考用ですからねwついうっかり買わないでくださいね笑)

 

 

渡ったのは宮島の裏手にある須屋浦の渚(砂浜です)。砂浜に渡し船なんて、どうやって着岸するの?って思いますよね。それができちゃうんです、瀬戸内は。なにせ砂浜から海に向かって数メートルで深さ10m以上あります。まさに遊泳禁止レベル。沖合には牡蠣の養殖棚、水中にも沈み棚があって、これはもう魚がいる予感しかしません。

軽くコマセを打つと巨大なボラがガボガボと水面に顔をだします。エサ取りのフグだってどれも30cmオーバーの特大サイズ。なんて豊かな海なんだろうと感動します。おまけに周囲に人気はなし。こんなところで育てばそりゃ釣りがうまくなりますね。

 

特にこの日は大潮かつ真夏の降雨で魚の活性が爆上がりしていました。雨のなか多少技術的な難しさもありましたが、良型の真鯛を仕留め、足が砂浜にのめりこむような強烈な魚を引きを体験し、普段は試してもまったく無反応な仕掛けで、数々の魚の反応を味わい、それはもう夢のような釣り体験でした。

迎えが来るまでの8時間はあっという間にすぎ、満足して帰途につきました。

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浅い層には真鯛がうようよ、底にはクロダイがうようよ。最高の海です

話がややそれますが、ご覧のとおり私のブログは文章が長めです。それは、読んでくださる釣り好きの皆さんが、通勤の途中やお昼休憩の息抜きに、及ばずながら少しでも癒しというか、海の気配を感じてくださるような読み物として意識しているからです。ですので極力ネガティブな情報は出さないよう心掛けているつもりです。ただ最後にほんの一言だけ…

 

もちろん物事には時の巡あわせというか、タイミングってありますよね。この日はたまたまお互いにボタンの掛け違いのような状態だったんでしょうが、どの業界においてもいえること…嫌々仕事して客に不愉快な思いさせるくらいなら、辞めればいいのに…ってとこですかね。。。会計も不明瞭。。。まぁどうでもいいや。僕の幸運引き寄せパワーが弱かったんでしょうw

 

とにかく瀬戸内の釣りは最高に楽しかったです。また行きたいなー。皆さんも機会があったらぜひ挑戦を!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!