釣りバカ クロダイ日報@千葉

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これはフカセか前打ちか!?九十九里・片貝漁港①

暑い日が続きますね~~。炎天下の釣りも嫌いじゃないんですが、汗はかくしオキアミのヘタリは早いし魚の味も落ちるしで、フカセ師にはなかなかしんどい季節となってきました。

 

でも釣りたーい!ということで、今回は千葉県山武郡にある片貝漁港に行ってきました。河口にある開けた漁港で、晩秋までクロダイが狙えるポイントです。

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テトラ際(というか中!)を狙います。波気と濁りがありよさそうな雰囲気です。

 

近年はとくに実績が高く、ポイントがあたれば延々と釣果がでてしまう魔ポイント。地元のクロダイ釣師にとってはメジャーな釣り場ですが、

 

ポイントを外すと完全ボーズ、エサ取りすら触らないうえに、ひたすら根掛かりを繰り返すという状況になりますのでご注意を。

 

なおこの漁港の横には広大な砂浜が拡がっていまして、初~中級者のサーファーさんたちにとっても良い場所なんですね。なので平日はもちろん、土日などは近県からものすごい数の車が押し寄せ、駐車スペースは列ができます。そのためか、コロナ以前から漁港内は立ち入り禁止の看板が出ています。怒られることはありませんが、サーファーにとって条件の良い日の釣行は避けたほうがよさそうです。マナーの悪い方に会わなくてすみますし、そういう日のほうが釣果がでるようです。

 

また、ご存知のとおりこの時期の河口のクロダイは、よく釣れるんですが淡水チヌらしい独特の匂いがあり、冬場に比べて味は落ちます。身に影響はありませんが寄生虫もいます。

工業地帯の湾奥や内海の養殖場についてる、ときおり猛烈な匂いを発するクロダイに比べれば、ましかな、、というレベルですね。もちろんクロダイが悪いわけではなく、環境を汚染した人間が悪いわけで、この程度なら僕は美味しく頂いてます。ただ、タイノエやウオノコバンを見ると失神してテトラから落ちそうになる方、うまく調理する自信のない方などは避けたほうがいいかと。

 

というわけでやっと本題へ。釣行日は7月26日、満月から2日後の大潮で台風の接近にともない海はやや荒れ気味でした。予報では午後から北風が強まり波も高くなるとのこと。朝4時半あたりが満潮なので、そこから下げ狙いで早めに切り上げるつもりです。

寝不足で炎天下は地獄ですからねぇ…

 

自宅を2時に出て早めに到着。釣場は南堤防という、わりと最近地続きになった150mほどの堤防です。相変わらずの大荷物をコロコロと台車にのせ、途中のガードレールをよいしょと乗り越え向かいます。外海に向かったテトラ側で釣るんですが、本気で荒れると波をかぶり大変危険ですので注意してください。この日は浅瀬に大波が出てはいたものの、うねりは小さく、テトラ帯にはほとんど影響がなさそうでしたので釣りを決行しました。

 

  

ゆっくりマキエを作って5時ごろに実釣開始です。仕掛けは、ダイワのマルチレングス磯1号竿にフロートタイプの道糸2.5号、ハリスも同じく2.5号を2ヒロ半、鈎は鬼掛の底攻めチヌ2号です。ウキはキザクラの黒玉エースLL1号を30cm程度の半遊動、サルカンの上に3B、鈎から1mほど上に5Bのガン玉を打ちます。。。

 

はぁ??ってなった方。フカセ歴、長いですね??

 

そうです、へんな仕掛けなんです。これってフカセじゃなくてぶっこみじゃないのって言われても、えぇ、、としかいいようがない。ウキとの浮力はあってないし、そもそも5Bのガン玉はテトラ際の浅瀬ではおそらく着底してるはず。。。はいこの時点で、正統なフカセ釣りファンからはブーイングの嵐でしょうね。。。ふかせてねーじゃんって。

 

でも、これしかないんですよ。。。この時期のクロダイをここで釣るには!!

 

つづく…